裁判員制度の説明会
先日、事務所主催の経営革新セミナーが無事終了致しました。皆様ありがとうございました。
毎年秋に開催しているこのセミナーですが、今年は経営に関するテーマの他に、来年度からスタートする裁判員制度の説明会を特別企画として行ないました。地元の裁判所の方にお願いして1時間ほどお話してもらいました。
私は以前どこかで(?)制度の内容を聞いたことがあって、うっすらと知っている気でいましたが、今回お話を聞いて改めて「そうなのか」と思うことがいくつかありました。
例えば、1つの事件の裁判員を選ぶのに、1度裁判所に出向いてそこでまた抽選をするようです。その抽選の確率が結構低いのでびっくりしました。導入時は何が起こるかわからないことと、裁判が出来ない事態を防ぐためというのが理由のようですが、会社を休んで行ってみたものの落選してしまう可能性も大いに考えられ、説明会でも質問が飛んでいました。
また、裁判員制度の対象裁判は重大刑事事件ですので、場合によっては殺人関係の写真を見せられることがあるそうです。それで具合が悪くなって裁判が続行出来なくなった時の補欠裁判員などの対策も考えているそうです。確かにそうですね。これは気がつきませんでした。
正直やってみなければわからないこともたくさんあるようです。私がいちばん心配しているのは『秘密厳守』ですね。当たり前のことですが、一緒に参加した裁判員の誰がどのような意見を述べたかを言ってはいけないことになっています。漏れたら大変なことですが、これが気になるところです。
説明会が終わって、近くの駅まで裁判所の方を車で送っていきました。そこで「普段はもっと質疑応答の時間を取って、たくさんの質問に答えている」とおっしゃっていました。税金を使って行なう制度なので、激しい質問攻めにあうこともしばしばあるそうです。
また、裁判員に選ばれる確率は、人口対重大事件発生数の比率なので各都道府県によって違います。我が埼玉県の確率は・・・なんとなんと!意外にも47都道府県で2番目に低いそうです。これにはびっくりしました(いちばん低いのは佐賀県でした)。この重大犯罪発生率(裁判員に選ばれる確率)の少ないベスト5くらいなど、毎年発表してくれればいいかもしれませんね。
最後に、裁判員制度の広報はやらなくてはいけないものになっているとおっしゃっていました。ただこちらから積極的に進めるのも難しいことがあるので、今回のようにきっかけを作ってくれると有難いとのことでした。いよいよ最初の候補者の通知が発送される時期になりました。皆様もある程度人数が集まりましたら、説明会を開いてみてはいかがでしょうか。詳しくはお近くの裁判所までお問い合わせしてみて下さい。
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