円高から地産地消へ
今日の日経平均は一時7千円を割り込んだようですね。ちょうど1ヶ月前は1万2千円ほどありましたので、本当にあっという間です。大変な時代になりました。
その原因のひとつとして円高が考えられます。先週末には対ドル一時90円代になりました。こちらも100円から110円くらいでしばらく推移していましたがあっという間でした。
円高で享受を受けるのは輸入産業です。今日のニュースでもイオンやイトーヨーカドーで円高還元セールを行っているようです。輸入品の食料などが安く提供出来ることでしょうか。
反対に打撃を受けるのが輸出関連企業です。勝ち組と言われている自動車、電機、精密機械など日本の産業を引っ張ってきた産業がダメージを受けています。これらの企業の業績悪化不安から日本全体の株安を招いているとも言えます。
この輸出関連企業、1円の円高で何千億円の損失が出る企業があると聞きました。なぜ企業は同じように頑張っているのに、と思ってしまいます。理由は分かるものの、どうもいろいろと疑問に思ってしまうのです。ここから先は、当事者の方からすると怒られそうですが、為替ド素人の私が感じたことを書いてみます。
「食の分野と同様に、あらゆる分野の日本企業で、やはり“地産地消”が大切なのかもしれない」
一時期『産業空洞化』が問題になりました。今でも日本企業の海外生産販売比率は上昇しているようです(ごく最近はわかりませんが)。日本は優れた技術があり、企業が発展するためにグローバル化は当然考えられる手段です。これと同じようなケースが思い浮かびました。それは私の地元で最近開業した『イオンレイクタウン』です。
私はイオンレイクタウンのある越谷市に住んでいます。ですので、外国から自分の国に外資企業が入ってきた側の気持ちを考えやすくなりました。日本最大級のショッピングセンターは新たな地元の雇用を生んだと思います。しかしイオンの利益はどこへ行くのでしょうか?私は最近この話を聞いてハッとしました。しかもイオンの優れた商品や規模に対抗出来ない地元の中小企業は撤退せざるを得ません。果たしてこれは街のためになっているのかと考えてしまいます。(もちろんイオンさんは街のことを考えていると思いますし、レイクタウンのおかげで住民や来訪者が増えれば街は活性化されると思います。わかりやすい例と思って使わせて頂きました。)
今回の円高は、地元の商品に比べてイオンの商品が割高もしくは利益減になったようなものでしょうか。すると今までが地元の人にとって割安価格かかなりの利幅があったと思います。今までが良過ぎたのかもしれません。
私はスズメの涙ほどのお金で若干の株を持っていますが、今回当然のように(笑)損をしました。得をすれば損をすることもあります。世界には為替相場があるので、予想以上とは言え今回のような円高も起こりうることです。また万が一、日本企業が海外の地元産業を停滞させてしまったら、為替相場を格差是正と考えると、円高は報いともとらえることが出来ます。
今朝の新聞を見てびっくりしました。自動車メーカーはほとんどの企業で国内よりも海外販売の方が圧倒的に多いんですね。
日本はこれから少子高齢化で市場も小さくなり、また国内は優れた技術・企業がたくさんあるので競争が大変だと思います。でも、日本企業は日本国内でもっともっと私たちのために頑張って欲しいですね。
たくさんの企業が日本で地に足をつけて、株と同じように余剰資金で海外進出できれば、今回ほどの株価下落は防げるかもしれません。
理想論とは思いますが、そんなことを感じるこの頃です。
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