『林家三平襲名披露記念公演』を観て
先月、東京の両国国技館で催された『二代目林家三平襲名披露公演』を観てきました。このチケットは事務所のお客様が応募して当てたのですが、行けなくなったので私にくれたものです。後で聞いたところ、約6万5千人の応募のうち、当選者はその10分の1だったそうです。倍率10倍、貴重なものを頂きました。
といっても、非常に申し訳ないのですが、落語の世界はあまりよくわからないのです。でも今回ありがたいチャンスを頂いて、公演を観て感じたことがいくつかありました。
まず、とにかくゲストが大物揃いだったことです。ビートたけし、松坂慶子、舘ひろし、貴乃花親方、鶴瓶、小朝、志の輔などなど・・・。私は落語とともに芸能界にも疎いのですが、司会の徳光和夫さんが「テレビ局で交渉してもなかなか唄ってくれない」と言っていた松坂慶子さんの歌声が聴けたり、「次は大物の葬式の時しか集まれない」と志の輔が言うほどのメンバーによる「夢の口上」が観られたり、すごいものを観ているんだなとだんだん実感が沸いてきました。
この公演を観ていて、初代三平はすごい人だったんだと感じました。何がすごいって、三平の落語は観たことがないのでわかりませんが、とても多くの人に愛されていたんだと思いました。いっ平さんもそうですね。同じ次男として親交の深い貴乃花親方が落語界初となる国技館を会場に紹介してくれたそうです。「三平の襲名披露なら忙しくても駆けつける」本当にいい話です。
それから出演者はやはり一流のプロだと感じました。特にそう思ったのは、初代のものまねをしたコロッケ、ビートたけし、それから第2部の「夢の口上」に出演された落語家の全員です。みんな自信にあふれてお話をされているのが印象に残りました。
兄の正蔵のこのひとことも印象に残りました。「私は幼かったいっ平と違って初代三平の付き人をやっていたことがあった。だから偉大な三平の名前はどうしても継げなかった。」考えさせられるコメントでした。
徳光さんは感激して涙を流した二代目三平に「俺より早く泣くなよ」、貴乃花親方は正蔵と三平に「兄弟いつまでも仲良く」、税務大学の講師をしている三遊亭楽太郎は「(兄正蔵とは違って)ちゃんと確定申告するように」。みんなつぼを押さえてますね。
笑いあり、涙あり、プロの技あり。今回の公演名は『日本全国感謝の会』。いいものを観させて頂きました。ありがとうございました。
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