農業教室『秋の宴』
突然ですが、今の世の中これからの世の中で私がキーワードだと考えているのは『原点』と『バランス』です。その中で特に注目している分野は『食』『農』『健康』『心』です(他にもあったと思いますが、すぐに頭に浮かぶのがこれらです)。
ということで、以前記事でも書いたプランター野菜作りを、今年突然始めました(笑)。そしてもうひとつ、そんなことを考えていた夏の頃、地元で初めての農業教室の募集があり、多数の応募者の中から(?)当選を果たし、畑で本格的な野菜作りに挑戦しました。
8月下旬に開校式があり、農業法人の方に教えてもらいながら現在も続いています。市民農園とは違い“教室”なので、参加者は皆同じものをそれぞれ決まった区画に植えていきます。今まで植えた野菜は、にんじん・大根・小松菜・春菊・ホウレン草・かぶ・ブロッコリー・カリフラワー・キャベツ・リーフレタス・ジャガイモ・チンゲン菜・白菜・山東菜の14種類です。
2週間に1回ほどスタッフの方に植え方などを教えてもらう“教室”の日があり、それ以外の日でも各自でお手入れが必要です。出席率の悪い私でしたが、野菜は順調に育ち、先日メンバーの皆さんとスタッフで『秋の宴』が行なわれました。
スタッフの方が作ったネギなど、基本的に宴の食材はスタッフが用意してくれましたが、畑で作った大根をメンバーがそれぞれ1本ずつ収穫し、煮物の材料として提供する企画がありました。
私が収穫した大根はかなり大きかったようで、周りのメンバーの方から「立派ですね」と褒めて頂きました。でも私はどうも自分の力で育てたような気がしなくて、あまりしっくりきませんでした。
宴のあいさつの時、こんな話をしていました。「今回皆さんのために、スタッフの○○さんが土を調べて、一生懸命作っていました」。これで納得出来ました。野菜作りは“土づくり”だと思いました。
まだ始めてから2ヶ月ほどですが、これまでで気付いたことです。
まず、何といっても間引きが大切です。これはまさに『2頭を追うものは・・・』というものですね。とにかくたくさん間引きをしました。時には残った株が貧弱に見えるほどのものもありましたが、数日後見てみると残った株は立派に育っていました。また間引きをすると空気の通り道が出来てこれもいいようです。時にはもったいないような気もしますが、経営や人生と同じで割り切りの大切さがわかりました。
次に作業について。座って下を見ながら夢中で作業をしていて、ふと立ち上がると目の前が真っ暗になります。特に夏の暑い時は、そのまま倒れるんじゃないかと思いました。気をつけましょう。水分補給もしっかりしないといけませんね。農家の方が日中を避けて早朝や夕方に作業をする理由が分かります。
作業中は腰が痛くなります。足も力を入れなければならないことも多いです。
それから虫がたくさんいます。ホウレン草は結構食べられてしまいました。害虫のせいで病気になる可能性もあります。ですから最低限でも農薬が必要なことがわかりました。無農薬、有機でやろうとすれば、小さい虫をピンセットでつまむ覚悟が必要と言われました。最近は畑に行くと青虫探しです。
それから雑草は本当に強いです(笑)。行くたびにまずは雑草取りです。それと雑草の種類は覚えておいた方がいいです。間引きの時、どちらが雑草かわからない時がありますからね。私も少しだけわかるようになりました。
いろいろ大変なことはありますが、青空のもとで土や野菜と触れ合っていると結構楽しいものです。時間を忘れてしまうこともあります。同じ時間に作業をしているメンバーの人たちからいつも笑い声が聞こえてきます。
『秋の宴』はビニールハウスの中で行なわれました。一緒に作るメンバーの方といろいろなお話をすることが出来ました。
これからはいよいよ収穫の季節です。今年の冬はたくさん野菜が食べられそうです(笑)。
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